CFDと先物の違いとは?特徴をCFD、FX初心者にもわかりやすく解説
CFDと先物の違いとは
CFDと先物取引の違いは何か。CFD取引と先物取引の大きな違いは決済期限の有無です。CFD取引は決済期限がないので、長期間ポジションを持ち続けられます。
一方先物取引は決済期限があるので、含み損が発生していても決済期限が来れば強制的に決済されます。
また、CFD取引と先物取引では取引銘柄数が大きく異なります。CFD取引の方が取り扱っている銘柄の数が多いです。特に外国のインデックスに投資したい方はCFD取引がおすすめです。
海外FXのCFD取引とは
CFD取引とは差金決済取引のことで、金融商品の価格の差を利用して利益を上げられます。CFD取引はFX取引と似ていて、レバレッジをかけられる点や取引のシステムが単純なことで人気を集めています。
また、通貨ペアや海外の株価指数、金・原油など取引銘柄が豊富です。CFD取引には決済期限がないので、自分が納得いくタイミングで決済ができます。
先物取引とは
先物取引は、特定の商品について将来のある期日までにある価格で売買することを契約する取引です。期日になると強制的に決済されますが、期日前に決済することも可能です。
日経平均株価やTOPIXなどが代表的な先物取引の対象です。
先物取引は日中だけでなく夜間も取引できます。主に機関投資家のリスクヘッジの手段や、ハイリスクハイリターンな取引の手段として利用されます。
海外FXのCFD取引と先物取引の違い5選
CFD取引 | 先物取引 | |
決済期限 | 無 | 有 |
レバレッジ | 約1000倍(※) | 20倍〜30倍 |
取扱商品 | 株価指数・個別株など | 株価指数・貴金属など |
手数料 | 無(スプレッドはかかる) | 有 |
取引時間 | 原則平日24時間 | 日中取引・夜間取引 |
※CFD取引の最大レバレッジは取引所によって異なります。
CFD取引と先物取引の違いを以下の5つの点に着目して解説します。CFD取引と先物取引の違いがいまいちよくわからない方はぜひ参考にしてください。
CFD取引と先物取引の違い5つ
- 決済期限
- レバレッジ
- 取扱商品
- 手数料
- 取引時間
決済期限
先物取引では「期日」とよばれる取引の期限が決まっています。そのため、含み損を抱えていても満期になると自動的に決済されてしまいます。先物取引では取引のタイミングについてより慎重にならなければいけません。
一方、CFD取引は期限が決まっていないので、自分が満足いくタイミングでポジションを決済できます。CFD取引の方が先物取引よりも自由度が高いといえます。
レバレッジ
CFD取引・先物取引はどちらもレバレッジをかけられるので、資金の何倍もの金額のトレードができます。
海外FXのCFD取引では取引所によっては最大で1,000倍以上でのレバレッジでトレードできます。
一方、先物取引では最大でも20倍程度までしかレバレッジをかけれません。そのため、少額で大きな利益を出したい方はCFD取引の方がおすすめです。
取扱商品
取引可能な商品はCFD取引の方が先物取引よりも多岐にわたります。先物取引では日経225やTOPIX、NYダウなどの株価指数や債券、金利といった金融先物や金などの商品先物の取引ができます。
一方、CFD取引では上記の株価指数や貴金属はもちろん、仮想通貨や個別株のトレードもできます。外国の商品をメインに取引したい方はCFD取引の方がおすすめです。
手数料
先物取引では保有しているポジションを決済するたびに取引手数料がかかります。CFD取引では手数料は原則かかりませんが、FXと同じように買値と売値の差であるスプレッドがかかります。
少しでもコストを抑えたい方はCFD取引の方がいいかもしれません。
取引時間
取引銘柄によって多少異なりますが、CFD取引の方が先物取引よりも取引可能時間が長いです。
CFD取引は基本的に平日24時間取引できます。先物取引は日中取引と夜間取引という決められた時間にしか取引できません。
さらに、先物取引には決済期限があるので、総合的に考えてCFD取引の方が自由に長い間取引ができるといえます。
個人投資家の方にはCFD取引がおすすめ
1回1回の投資で利益を求める個人投資家にはCFDがおすすめです。
決済期限がなく、取引時間も長いCFD取引は自由度が高い取引方法です。
しかし、CFD取引は価格調整額が発生するため、保有している期間に価格調整がされる可能性もあります。
そのため、CFD取引は長期間保有するよりも短期間で利益を狙うのに適しています。それに対して、先物取引は個別で利益を出すというよりも、リスクヘッジのための手段として用いられることが多いです。
リスクヘッジとはリスクを想定してそれに備えることです。
例えば、市場全体が値下がりする場合のリスクを想定して先物取引で先に売っていたものを買い戻したりして、他のトレードでの損失を相殺します。そのため、様々な金融商品に投資する機関投資家が利用することが多いです。
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CFD取引でおすすめな取引銘柄3選
次に、CFD取引でおすすめな取引銘柄を3つ挙げます。CFD取引は取扱商品が多く、何を取引するか迷ってしまうという方はぜひ参考にしてください。
CFD取引でおすすめな銘柄
- 株価指数
- 貴金属
- 仮想通貨
株価指数
CFD取引でおすすめな取引銘柄は株価指数です。
利益を出すのに多くの資金が必要になる株価指数ですが、CFD取引では大きなレバレッジをかけられるので、資金の少ない個人トレーダーにもチャンスがあるでしょう。
株価指数CFDを購入すれば直接企業の株に投資しなくても外国の急成長企業にも投資できます。
CFD取引ではNYダウが代表的な銘柄の一つです。NYダウはドル円との逆相関の関係があるので、CFD取引での分析はFX取引にも役立つでしょう。
貴金属
貴金属を売買するならCFD取引がおすすめです。
先物取引でも貴金属は取引できますが、特に金はボラティリティが高いのでCFD取引でレバレッジをたくさんかけて大きな利益を狙えます。
CFD取引は決済期限がないので、金の価格が大きく下落しても決済せずに上昇するのを待てます。
貴金属の中でも特に金の取引は世界中で活発で、米ドルや金利の動きとも相関があります。
FXだけでなく金のトレードも並行して行うことで、CFDトレードの精度が上がるでしょう。
仮想通貨
仮想通貨もCFD取引でおすすめな取引銘柄の一つです。
CFD取引では金融商品を買いからだけでなく、売りから取引もできるので、取引商品の価格が下がっていても利益を上げられます。CFD取引は先物取引と違って決済期限がないので、なかなか価格が上がらなくても売買のチャンスを狙い続けれます。
また、ボラティリティが高い仮想通貨は大きなレバレッジをかけてうまく取引できれば、大きな利益を得られるチャンスがあります。
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ここまでCFDと先物の違いについて解説しました。
海外FXのCFDは先物と比べるとレバレッジや決済期限などの自由度が高いことがわかります。少額からFX取引を始めたいなら、高いレバレッジをかけられるCFDの方がおすすめです。
CFD取引をするならFXGT.comがおすすめです。FXGTは株式指数、仮想通貨、貴金属など豊富なCFD銘柄に対応しています。
さらに仮想通貨CFD・貴金属CFDは最大1000倍までレバレッジをかけれます。レバレッジを活用すれば少ない資金からでも大きな利益を得られるチャンスがあります。
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