FX初心者の失敗パターン・退場の回避方法まで徹底解説します

FXの退場とは？

FXの退場には2パターンあります。

①FX退場のパターン1：自分の意思で退場する
②FX退場のパターン2：大負けして退場する

以下ではFXで退場する2パターンについてそれぞれ詳しく解説していきます。

①FX退場のパターン1：自分の意思で退場する

FXで退場するパターンとして、なかなか相場で勝てなかったり、仕事が忙しく時間がなくなったりして自分の意思でトレードをやめる場合があります。

FXは常に冷静に相場分析をしてFXトレードし、稼ぎ続けるにはそれを継続することが必要がです。

それをコンスタントに続けられるかどうかは、性格や時間があるか否かなども関係してくるため、自分に合わないと感じて自ら退場する方もいるでしょう。

②FX退場のパターン2：大負けして退場する

FXで退場するパターンとして、大負けして退場する方も多くいます。

FXは継続して利益を得続けるのは難しく、途中までうまく稼げても１回のFXトレードに失敗して大負けし、FXトレード資金が無くなったり精神的に辛くなったことを理由に退場するという失敗談を持つ方も多くいるのが実情です。

大負けを理由にFXを退場するといった失敗談を作らないためにも、特にFX初心者の方はこの記事の失敗例を参考にFXトレードを改善しましょう。

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FXで退場してしまう失敗パターンは？

FXで退場してしまう失敗パターンは次の通りです。

①損切りができない
②怪しい商材・情報をあてにしている
③ハイレバレッジで取引をしている
④チキン利食いをしてしまう(利益確定が早い)
⑤損小利大ができていない
⑥自信過剰になってしまう
⑦無計画なナンピン・両建てを行う
⑧勘に頼ったギャンブルトレードをする
⑨ポジポジ病になっている
⑩見ている通貨ペアが多い

以下ではFXで退場してしまう失敗パターンをそれぞれ詳しく解説していきます。

①損切りができない

FXで損切りできないことが原因で退場という失敗パターンの方が多くいます。

特に初心者の方にみられますが、損失が発生した状態で利益確定させることに躊躇して損切りできず、より損失が膨らんでしまう失敗談が多くあるようです。

FXでは損切りでいかに損失を少なく済ませられるかで利益が大きく変わるので、注文を入れる際は必ず損切りラインを設定しましょう。

何pipsで損切りするなど自分なりのルールを決めておくことも失敗を防ぐことにつながるかもしれません。

②怪しい商材・情報をあてにしている

FXで怪しい商材・情報をあてにして失敗してしまい退場するパターンもよくあります。

SNSやWebサイトなどネット上にはFXに関する商材や情報はたくさんありますが、詐欺商材が多いため本当に正しい情報を発信しているかどうかを見極めることが必要です。

特に、自動売買ツールやトレード手法の情報商材などは、根拠のない詐欺商材であったり他人の商材をコピーした悪徳商材である場合も多いので注意しましょう。

③ハイレバレッジで取引をしている

FXではハイレバレッジで取引して失敗し、退場してしまうパターンもよくあります。

「レバレッジ」とは自分の資金を何倍もの金額にしてトレードできる仕組みのことで、大きい利益を狙える分損失も同様に大きくなってしまうことに注意が必要です。

ハイレバレッジなトレードで失敗する方は相場が予想通りに進まず、一気に損失が膨らみロスカットしてしまい退場しています。

特にFX初心者の方はレバレッジは高くしすぎずにトレードするのがおすすめです。

ハイレバレッジでトレードする際もストップロスを必ず設定するなど、資金管理を徹底して大きく負けるリスクを減らしましょう。資金管理については、こちらの記事をご覧ください。

④チキン利食いをしてしまう(利益確定が早い)

FXでは利益確定のタイミングが早く、利益を伸ばせないことが原因で退場してしまう失敗パターンもよくあります。

FXでは利益をできるだけ伸ばし損失をできるだけ少なくする「損小利大」を目指すべきであり、利益確定が早くては得られたはずの利益を失っていることになってしまいます。

チャート分析が正確にできていれば、相場がどの価格帯まで変動するかはおおよそ予測できるため必然的に利確ラインも定められ、失敗も減らせるでしょう。

⑤損小利大ができていない

FXでは損小利大ができておらず、利益を伸ばせないため退場してしまう失敗パターンもあります。

先述のようにFXでは損失を少なく、利益を大きくする損小利大のFXトレードを目指すことで利益を大きくできます。

損小利大のトレードをするには、損切りを徹底して資金管理を適切に行うことで損失を減らし、正しいチャート分析をして適切なタイミングで利確をすることで利益を伸ばすことが必要になります。

また、利益に対する損切りした時の損失が大きくなってしまうリスクリワードの低いトレードもしないようにすべきです。

⑥自信過剰になってしまう

FXではトレードに勝って自信過剰になり、運用資金を増やすなど強気のFXトレードをして負けてしまうことがきっかけで退場する失敗パターンもよくあります。

FXは短期間でも大きい利益を狙えるため一度勝つともっと稼げるのではないかと自信過剰になってしまうことがあるでしょう。

しかし、冷静ではない状態で勢いのままにレバレッジを高くしたりロット数を増やしてFXトレードすると、的確なトレードができずにFXから退場するほどの損失を出してしまうことがあるので注意しましょう。

⑦無計画なナンピン・両建てを行う

FXでは無計画なナンピンや両建てをして、損失が膨らみ退場してしまう失敗パターンもよくあります。

「ナンピン」とは相場が逆行した際にポジションを追加して平均単価を下げる手法。

「両建て」とは買いと売りの両方のポジションを持つことを意味します。

ナンピンも両建ても有効な相場では利益を出せると思いますが、例えばチャート分析ではなく感情的に上がるだろうと思ってナンピンするのはリスクが大きいのでやめましょう。

両建ても同様のことが言えるため、これらの手法を用いる際はリスクを把握してチャートを分析した上で行いましょう。

⑧勘に頼ったギャンブルFXトレードをする

FXでは勘に頼ったギャンブルトレードで大きな損失を出し、退場する失敗パターンもよくあります。

チャート分析をせずに勘で注文を入れるギャンブルトレードは、たとえ勝てたとしても継続的に利益を得るのはほぼ不可能で、トレードの技術も向上しません。

ギャンブル的にトレードをするのではなく、チャートを分析して根拠を持った上でトレードするようにしましょう。

⑨ポジポジ病になっている

FXではポジポジ病になり無駄な損失を増やして退場してしまう失敗パターンもよくあります。

「ポジポジ病」とは常にポジションを持っていないと落ち着かない精神状態になった人のことを病気として例えた言葉です。

ポジポジ病になると、常に相場を見たりポジションをもったりしたくなるため無駄なポジションや損失が増えます。

その状態が続くと小さな損失が重なり退場するほど大きな損失になってしまいかねません。

ポジポジ病の人は適切なエントリータイミングを掴めていないので、自分の取引ルールを明確にしたり、自分のFXトレードを振り返ったりしてみましょう。

⑩見ている通貨ペアが多い

FXでは見ている通貨ペアが多く、様々な通貨に手を出してしまったことが原因で退場してしまうという失敗パターンが多くあります。

FXでは非常に多くの銘柄をトレードできるため多くの通貨ペアに手を出してしまうかもしれません。

しかし、通貨ペアによって相場状況やボラティリティなどが異なるため、それに対応できず大きな損失を出しかねません。

そのため、特にFX初心者はドルストレートや、日本人に馴染みのあるクロス円のうち数通貨ペアをトレードするようにしましょう。

基本的にメジャー通貨ペアであれば値動きも安定しており十分稼げる可能性があります。

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FXの退場を回避する方法は？

FXの退場を回避する方法は次の7つです。

①FXについて改めて学ぶ
②ストップロス注文を入れておく
③自分のトレードを反省する
④自分のトレードルールを確立する
⑤少額からスタートする
⑥レバレッジをかけすぎない
⑦資金管理を徹底する

以下ではそれぞれ詳しく解説していきます。

①FXについて改めて学ぶ

FXの退場を回避するために損失が増えるなどトレードがうまくいかなくなった際にFXについて改めて学ぶことをおすすめします。

トレードがうまくいかなくなった際は、失敗した原因を分析して次のトレードにそれを活かせるようにしましょう。

失敗の分析から自分なりのルールを作り、同じミスを犯さないようにするのも良いかもしれません。

②ストップロス注文を入れておく

FXで退場するほど損失が大きくなるのを防ぐために、ストップロス注文を入れるのがおすすめ。

FXの相場は指標発表などファンダメンタルズ的な要因で相場が急変動することがあります。

ストップロスを入れていないと相場が急変動した際ロスカットしてしまうなど大きな損失になりかねません。

どんな相場でも急変動によるロスカットの可能性はあるので、ストップロスは入れるようにしましょう。

③自分のトレードを反省する

FXで退場を防ぐためには自分のトレードを振り返って反省するという行為が大切です。

自分のトレードを反省しなければうまくいかなかった際にその原因がわからずまた同じミスを繰り返してしまうでしょう。

勝っても負けても毎回のトレードで反省する癖をつければ、同じミスを繰り返すことなくトレードを改善していけます。

また、反省の中で得た改善点を参考にトレードルールを作るのもおすすめです。

④自分のトレードルールを確立する

FXで退場を防ぐためには自分のトレードルールを決めておくのも良いでしょう。

例えば、大きい利益を求めてつい取引数量を大きくしてしまうことが原因で失敗することが多いので取引数量に上限を決めるなどです。

過去の失敗や自分の傾向からトレードルールを確立すれば、ミスは少なくなり利益の向上につながるでしょう。

また、トレードルールを作った後は、トレードをしていく中でルール自体も変更、改善していくのがおすすめです。

⑤少額からスタートする

FXで退場を防ぐために、少額からトレードを始めるのもおすすめです。

負けることが多い初心者のうちにいきなり大金を使ってしまうと、損失が大きくなる可能性が高くなります。

そこで、まずは少額からトレードを始めてトレードの知識や技術をつけてから徐々に資金を増やしていくことをおすすめします。

少額の運用も躊躇する方はデモトレード口座を作るのもおすすめです。

本物のお金は使えない口座で実際のチャートでのトレードが可能なため、トレードを学ぶには十分でしょう。

⑥レバレッジをかけすぎない

FXで退場を防ぐためにはレバレッジをかけすぎないようにしましょう。

レバレッジは自分の証拠金の何100倍もの金額をトレードできる仕組みで、大きい利益が狙えますが損失も大きくなりかねません。

実際にレバレッジを大きくしたハイリスクなトレードで大きい損失を出してしまっている方は多くいるので、特に初心者の方はレバレッジをかけすぎないようにするのがおすすめです。

⑦資金管理を徹底する

FXで退場を防ぐには、資金管理を徹底することも重要になります。

自分の資金に見合った適切なロット数や損切り幅でトレードしないと、簡単にロスカットしてしまうこともあります。

1回のトレードで失う金額は証拠金の何%までと決めたり、狙える利幅と自己資金からロット数を計算したりと資金管理を徹底するようにしましょう。

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FXで退場しないには最初が肝心

FXの退場してしまうパターンや、退場を防ぐための方法などはよくお分かりいただけたでしょうか。

FXで退場しないようにするにはトレード初心者のうちからトレードルールを作ったり、反省する、資金管理を徹底するなどが必要になります。

この記事を参考に、自分のFXトレードに足りないものを補って退場するほどリスクの大きいトレードは避けるようにしましょう。

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