FXのドルストレート・クロス円とは?各通貨ペアの特徴、通貨ペアの選び方
FXにおける通貨ペアとは?
FXにおける通貨ペアとは2つの国の通貨の組み合わせ(ペア)のことです。
FXにおいてドルだけを買う、円だけを買うということはできず、必ず2つの国の通貨ペアを売買して取引を行います。
例として米ドル/日本円ペアのようなドルストレートペアを取引する場合は「ドルを買う・円を売る」「ドルを売る・円を買う」の二択になります。
また通貨ペアといっても先進国の通貨や新興国の通貨、ドルストレートペアやクロス円ペアなど様々な種類が存在します。
FXを行う上で、ドルストレートペアやクロス円ペアの基本や特徴を把握しておかなければいけません。
①2つの通貨の組み合わせの売買対象
②FXのメジャー通貨ペアとは
③FXのマイナー通貨ペアとは
①2つの通貨の組み合わせの売買対象
FXをするときに重要になる2つのポイントは取引通貨と決済通貨です。
FXでの売買は、2つの国の通貨のペアで行います。
米ドル/日本円ペアの場合、左側の通貨であるドルが取引通貨で右側の通貨である円が決済通貨となります。
FXでは取引通貨を基軸にして取引をし、実際の損益は決済通貨の値動きによって決まります。
つまり、FXでは一つの銘柄のみを取引するということはなく、必ずドルストレートペアやクロス円ペアなどの他の通貨と組み合わさった通貨ペアを売買することになります。
②FXのメジャー通貨ペアとは
FXで扱われている通貨ペアにはドルストレートペアやクロス円ペアなどたくさんの種類が存在します。
そしてそれらの通貨は一般的なメジャー通貨(有名な通貨)とマイナー通貨(それほど有名ではない通貨)に分けられます。それぞれに特徴が異なるため注意が必要です。
メジャー通貨とは一般的にFX市場での取引量が多く、知名度が高い通貨のことを指します。
これがメジャー通貨であるという定義はありませんが、一般的に米ドルやユーロ、ポンド、円などがメジャーであると言われています。
以下がFXにおいてメジャーと言われることの多い通貨ペアの一覧です。
通貨名 | 国名 |
USD(米ドル) | アメリカ |
EUR(ユーロ) | ユーロ |
JPY(円) | 日本 |
GBP(ポンド) | イギリス |
AUD(豪ドル) | オーストラリア |
CHF(スイスフラン) | スイス |
CAD(カナダドル) | カナダ |
NZD(ニュージーランドドル) | ニュージーランド |
この中でも世界三大通貨と呼ばれる非常に知名度の高いFX通貨が米ドル、ユーロ、日本円の3つです。
これらのメジャー通貨は取引量が多いためFX市場の流動性も高く、スプレッドの幅がマイナー通貨と比べて狭くなる傾向があります。
またマイナー通貨と比べ相場が安定しており、通貨ペアごとの値動きの特徴を掴みやすいです。
③FXのマイナー通貨ペアとは
マイナー通貨とは一般的にFX市場での取引量が少なく、知名度が低い通貨のことを指します。
基本的には先ほど示したメジャー通貨以外の通貨は全てマイナー通貨に含まれます。
以下がFXにおいてマイナー通貨と言われることの多い通貨ペアの一覧です。
通貨名 | 国名 |
ZAR(ランド) | 南アフリカ |
TRY(リラ) | トルコ |
MXN(ペソ) | メキシコ |
CNH(人民元) | 中国 |
NOK(クローネ) | ノルウェー |
BRL(レアル) | ブラジル |
RUB(ルーブル) | ロシア |
NZD(ニュージーランドドル) | スウェーデン |
マイナー通貨とはいわば新興国の通貨であり、ボラリティ(値動き)が大きい分、取引を失敗すると大きな損失を抱える可能性があります。
またマイナー通貨はメジャー通貨と比べて金利(スワップポイント)が高く、保持しているだけで利益が積み上がりやすい通貨とも言えます。
しかしいくらスワップポイントを積み上げても急な値動きに振り回されてしまうと決済するときに大きな損失が発生することがあります。
マイナー通貨を取引するときはその通貨への知識や値動きの特徴などを把握する必要があるので、上級者向けの通貨だと言えます。
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ドルストレート(米ドル)ペアとは?
ドルストレートとは、米ドル(USD)と組んでいる通貨ペアのことを指します。
具体的には米ドル/円、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドルなどがドルストレートになります。
またドルと絡んでいる通貨がメジャー通貨である必要性はなく、米ドル/レアル、米ドル/人民元、米ドル/ウォンなどもドルストレートに含まれます。このような通貨ペアのことをドルストレートと呼びます。
世界の基軸通貨とも言える米ドルですが、インターバンク市場のほとんどはドルストレートで取引をしています。
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ドルストレート(米ドル)ペアの特徴とは?
ドルストレートとは、米ドルと絡んで取引される通貨ペアのことです。
続いてドルストレートペアの特徴について解説していきます。
ドルストレートはFXにおいて最もメジャーでかつ取引量が多い通貨ペアなのでドルストレートペアの特徴をしっかりと把握しておく必要があります。
①FX初心者にドルストレート(米ドル)ペアはおすすめ
②トレンドが予測しやすい
①FX初心者にドルストレート(米ドル)ペアはおすすめ
米国ドルは現在、国際社会における基軸通貨となっております。ドルを絡めたドルストレートペアの取引量も多く、相場も安定しています。
そのためドルストレートペアは急激な値動きが発生しずらく、リスクを抑えたFXを行うことができると言えるでしょう。
ドルストレートペアは比較的値動きが落ち着いており、短期トレードで大きな損失を抱えずらいため、FX初心者にとってドルストレートは登竜門であると言えます。
②トレンドが予測しやすい
ドルストレートペアは取引量が多く知名度も高いので情報収集が簡単にでき、情報の影響力も高いです。
経済指標などをもとにファンダメンタル分析するとき新興国の指標よりも米国指標の方がインパクトがあるため、ドルストレートは比較的簡単にトレンドを予測することができます。
またドルストレートはその他の通貨と比べ、投機的な動きが少ないのでテクニカル分析が当てはまりやすく値動きも滑らかです。
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クロス円ペアとは?
クロス円とは、米ドル以外の通貨と日本円のペアのことを指します。
現在では世界の基軸通貨は米ドルなので米ドル以外の通貨と日本円を売買するときには日本円で米ドルを買い、その米ドルでその他の通貨を買うという工程になります。
そのためドルを介していないクロス円ペア、例えばポンド/円などの通貨ペアは直接ポンドと日本円を売買しているのではなく米ドル/円、ポンド/米ドルの2つの通貨ペアを合成したものなのです。
このように米ドルを通して合成された日本円とその他の通貨のペアのことを、クロス円通貨ペアと呼びます。
以下ではクロス円の特徴について解説していきます。
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クロス円ペアの特徴とは?
①クロス円ペアは合成された通貨ペア
②クロス円ペアは通貨の強弱で相場分析できる
①クロス円ペアは合成された通貨ペア
先ほどでも述べた通り、クロス円ペアは日本円とドル以外の通貨の組み合わせの通貨ペアです。
そしてクロス円ペアは直接2つの通貨を売買するのではなく、ドルを通して取引される合成通貨ペアなのです。
例えばGBP/JPY(ポンド/円)を買う場合は実際には上記のように、「円でドルを買う」と「ドルでポンドを買う」という2つの取引が組み合わさっています。
式に表すと、GBP/JPY=GBP/USD×USD/JPY になります。
つまりクロス円ペアを取引する場合にはドル円ペアとドルストレート通貨ペアの三角関係を考える必要があります。
②クロス円ペアは通貨の強弱で相場分析できる
上記で説明した通り、クロス円通貨ペアは3つの通貨ペアの関係性から成り立ちます。
そのためドルストレート含めた3つの通貨ペアの関係性を把握することでクロス円ペアの相場を分析することができます。
しかし、GBP/JPYのチャートを見るとレンジ相場になっていることがわかります。
このような状況ではGBP/JPYも強い上昇トレンドになっています。
式に表すと、GBP>USD>JPY の関係性になっているときにGBP/JPYが最も強く上昇することになります。
このようにクロス円ペアは通貨強弱による相場分析がしやすいと通貨ペアであると言えます。
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FX初心者にはドルストレートペア、クロス円通貨ペアはコツが必要です
ここまでドルストレートペアやクロス円ペアの説明やおすすめの通貨ペアの解説などをしました。
ドルストレートはドルと絡めた通貨の通貨ペアであり、クロス円とはドルを介して取引される合成通貨ペアです。
そのためクロス円ペアなどの合成通貨ペアはその他の通貨ペアの影響を受けやすく、ボラリティも非常に大きいです。
クロス円ペア取引に慣れていないFX初心者が間違ったトレードをしてしまった場合、1回でものすごく大きな損失を抱えてしまう可能性があります。
短期的に大きな利益を得たいという方はクロス円をおすすめすですが、FXを始めたばかりの初心者にはあまりおすすめできません。
一方でドルストレートは相場の方向感をつかみやすく、値動きが比較的落ち着いています。
FX初心者はいきなりクロス円通貨ペアを取引するのではなく最初はドルストレートペアで練習を重ねるとよいでしょう。
コツが必要だが大きな利益を見込めるクロス円ペア、相場感がつかみやすく初心者におすすめのドルストレートペア、どちらが良いというのは一概に言えません。
クロス円ペアにもドルストレートペアにもそれぞれのメリットとデメリットがあります。
ご自身の行いたい取引に最も近い通貨ペアを選ぶと良いでしょう。
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